「シンボルツリーを地植えしたけど位置を変えたい、、」
「地植えから鉢植えに植え替えるのって素人でもできる?」
「地植えの位置変えを植木屋さんに依頼すると費用はいくら?」
などと悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
- 地植えのシンボルツリーの位置変えは可能か
- 地植えから鉢植えに植え替えるときの注意点
- 地植えの位置変えは素人では難しい理由
- シンボルツリーを植えるときの注意点
- 植え替えを業者に依頼すると費用はいくらか
今回は実際に筆者がシンボルツリーとしてオリーブを地植えしていたけど、2年後に鉢植えに植え替えた理由と、自分で植え替えはせず植木屋さんに植え替えのお願いをした理由を、植え替えの注意点や作業について徹底解説していきたいと思います。
シンボルツリーは位置を変えたり、鉢植えに植え替えるだけでガラッと印象も変わりおしゃれにできますので、シンボルツリーについて悩み中の方はぜひ参考にしてもらえればと思います。
結論は『地植えの植え替えはプロに依頼する』です。
シンボルツリーとは
一般的に庭のシンボルとなる庭木のことをシンボルツリーと言います。
シンボルツリーは種類や大きさなどの定義は特にありません。
シンボルツリーを選ぶときによく考えるべきポイントを説明します。
- 常緑樹か落葉樹のどちらを選ぶか
- 地植えか鉢植えのどちらを選ぶか
上記の2つのポイントについてわかりやすく説明していきます。
常緑樹と落葉樹とは
常緑樹と落葉樹という言葉を初めて耳にした人もいるかもしれませんので説明していきます。
- 常緑樹
-
- 緑の葉が常にある
- 落ち葉がほぼない
- オリーブ、シマトネリコ、ソヨゴなど
- 落葉樹
-
- 葉の無い時期がある
- 落ち葉が発生する
- イロハモミジ、アオダモ、ジューンベリーなど
常緑樹の場合は、基本的に落ち葉が出にくいため掃除が楽なことと、1年中緑を感じることができます。
落葉樹の場合は、美しい紅葉を見ることで季節感を味合うことができますが、落ち葉が発生するため掃き掃除をしなくてはなりません。
どちらもメリットはありますのでシンボルツリーとして植えたい樹木がどちらの種類かよく確認して、後々後悔しないようにしましょう。
私は常緑樹のオリーブを選びました!
地植えと鉢植えはどっちがおすすめか
産地直送で胡蝶蘭を配送【HitoHana】シンボルツリーを選んだら次に考えるべきことは、地植えにするか、鉢植えにするかになります。
- 地植え
-
- 庭、花壇などの地面に直接植えること
- 鉢植え
-
- 鉢やプランターなどの容器に植えること
シンボルツリー=地植えと考えている人は、鉢植えシンボルツリーも案に入れると良いです。
自分の庭にはどちらが合うかを考えると良いと思います。
私は最初地植えにして後悔したよ。
筆者は最初に地植えでオリーブを植えてとても後悔して、後に鉢植えに植え替えました。
あまり考えずに植えてしまったため、庭の形、広さ、求めているスタイルと違ったためです。
その点についても紹介していきます。
実際に地植えで失敗したこと
「マイホームといえばシンボルツリーを植える」
「シンボルツリーといえば地植えで植える」
このようなイメージから、好きな種類の樹木を選び、なんとなく植えれるスペースに植えるという人もいると思います。
筆者がまさにこのパターンで失敗をしました。
まず筆者が初めに地植えでオリーブを植えた条件から紹介していきます。
- 日当たりの悪い位置に植えたこと
- 外壁から40cmの位置に植えたこと
- 庭のテイストがバラバラだったこと
- 普段見えないところに植えたこと
それでは、1つずつ説明していきます。
日当たりの悪い位置に植えたこと
北西の2面に外壁がある位置に植えてしまったため、とても日当たりが悪く十分に日光を当てることができなかったことです。
自分が外に出るタイミングは日陰になっていることが多く感じて、なんとなく罪悪感がありました。
外壁から40cmの位置に植えたこと
シンボルツリーとしてなんとなく3mくらいの樹高に育てばいいなと思っていましたが、外壁からの距離が近すぎたため、樹形が整わずイメージとはかけ離れた樹形になってしまいました。
また、水道管が近くに通っていたため、外壁から距離をとっていないと、成長した根が水道管を壊してしまう可能性もありました。
庭のテイストがバラバラだったこと
家の内装の雰囲気はグレーを基調としたナチュラルで、外壁もライトグレーの色味にしていたため、和風より洋風寄りのテイストでまとめていました。
外構の打ち合わせの際に「あえてこのスペースだけ和の要素を入れてあげるとおしゃれになります」というアドバイスになんとなく沿ってしまった結果、洋風寄りのテイストの家に少しだけ和の要素が入ってしまいました。
- 家全体
- オリーブ
- 川砂利
- 庭石(ロック)
庭作りはテイストを揃えないと不自然に仕上がることがわかりました。
この失敗が個人的に1番愛着が後悔した点です。
バラバラも逆におしゃれなのかもしれないけど凡人にはわからなかったです、、
普段見えないところに植えたこと
筆者は駐車スペースをメインの駐車スペースと来客用の駐車スペースの2箇所作りました。
今後人工芝や花壇をするかもしれないと思い、来客用の駐車スペースにオリーブを地植えました。
玄関の位置の関係で普段の動線ではせっかく植えたオリーブを見る機会がありませんでした。
通行人からも見えない死角となるため、手入れも適当になってしまっていました。
地植えから植え替えるときの注意点
地植えのシンボルツリーを植え替えるときのポイントとして植木屋さんに教わったことと実際に感じたことがあります。
- 地植えして数年経過している場合
- プロでも失敗数する可能性あり
- 植え替え先の位置決め、鉢のサイズ
それでは、こちらも1つずつ説明していきます。
地植えして数年経過している場合
地植えだと鉢植えに比べて成長速度も早く、葉や幹だけでなくもちろん根も成長していきます。
大きくなればなるほど、今いる環境がガラッと変わることになりますので植え替えとなると樹木の負担が大きくなり枯れてしまう可能性が高くなっていきます。
また大きい樹木の場合は植木屋さんも1人では作業できないため、2人3人と人員も増えクレーンの手配などにより費用も高くなっていきます。
私は地植え期間が2年だったため植木屋さんにギリギリと言われました。
プロでも失敗数する可能性あり
もちろんプロは、日々の経験や知識を活かし、時期や手順など熟知した状態で作業をしてくれるはずです。
しかし樹木も生き物と同じように、土、水、日光など植え替えによって急に環境が変わり過ぎると変化についていけず枯れてしまう可能性があります。
プロでも100%植え替えが成功するとは言いきれませんので、植え替え後の育て方もしっかり伝授してもらうことも大切です。
植え替え先の位置決め
今ある地植えのシンボルツリーの位置を変えたい、地植えから鉢植えに変えたいと思ったら、植え替え先の環境や位置のことをしっかり決めておく必要があります。
例えば植え替えたはいいが、車が停めにくくなったり、室外機の正面で環境が悪くなってしまったなど、問題が起こらないように植え替え先についてしっかり考えておくと良いです。
植え替え先が地植えではなく鉢植えの場合は、頑張れば自分で位置替えも可能ですので、植え替え先の場所が不安といった人は鉢植えもおすすめです。
大きいサイズの鉢だと水やりも楽です!
(植木屋さん依頼)植え替え作業手順
それでは実際に植木屋さんがしてくれた植え替え手順になります。
- オリーブの剪定
- 根元の掘り上げ
- 根の処理
- 根巻き
- オリーブの移動
- 土壌作り
- 植え付け
- 元の花壇の手直し
上記が基本的な作業になります。
手順だけ見ると説明を見ながらできるかもと感じるかもしれませんがとても難しい作業となります。
- 掘り上げ、根の処理、の具合がわからない
- オリーブはアルカリ性の土壌を好む
オリーブの大きさ、根付きや植え替え場所、鉢の大きさによって掘り上げ作業が変わってきます。
また、オリーブは酸性ではなくアルカリ性を好むため適度に有機石灰を混ぜる必要があります。
この感覚素人では無理ですよね!
また剪定に必要なハサミや、移動に必要な台車、不要になった土の処理などと、必要なものなども多いためその点もプロに任せると安心です。
実際にかかった費用は
植木屋さんよって費用は違いますので参考程度になりますが紹介します。
- オリーブの選定
- オリーブの植え替え
- 下草の植え替え(別の場所に地植え)
- 花壇の解体
- 不要となった土の回収、廃棄
- 川砂利の追加
鉢は自分で手配していましたので鉢代は入っていません。
個人的な感想としてはこれだけしてくれて、この金額ならとても満足のいく内容でした。
もっと高いのかと思ってた!
14000円ならもっと早くお願いすればよかった!
最後に
いかがだったでしょうか。
今回は筆者が実際にシンボルツリーを地植えから鉢植えに植え替えたときの内容でしたが、植え替えは素人では難しいということがわかったと思います。
植え替え作業を近くで観察させてもらいましたが、とても迫力のある作業でした。
理由は様々だと思いますが、植え替え作業は大変であり難しいので初めから植え替えしないで良い位置に植えることが大切だと感じました。
樹木も毎日見ていると少しずつ変化をしていますので、しっかり愛情を注いで育てていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。