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【写真28枚】プロ直伝!オリーブ植え替え方法を徹底解説

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「地植えのオリーブの植え替え方法は?」

「実際の工事を写真付きで解説してほしい」

「地植えから鉢植えは可能?」

などの悩みを持っている人もいるのではないでしょうか。

オリーブだけに関わらず、シンボルツリーや庭木として数年地植えしていた樹木の植え替え方法、位置変えなど、できることならしてみたいけど実際の作業はどういったものなのかわからないから写真付きで徹底解説してほしい!などと思っている人に対してとても参考になる内容となっています。

この記事を読むとわかること
  • シンボルツリーや庭木として数年地植えした樹木の植え替え作業

筆者が実際に自宅のシンボルツリーとして2年地植えしたオリーブを鉢植えに植え替えたときの内容になります。

プロの植木屋さんに依頼して、断りを入れて写真を撮らせてもらい説明も受けました。

とても大変な作業でした、、

目次

枝の剪定

剪定前

まずは枝の剪定をします。

剪定をサボっていたためバランスが悪い状態でした。

剪定中

枝の剪定をしてバランスを整えてもらい、花壇の解体も進めてもらいました。

剪定した枝

剪定した枝の残骸になります。

花壇に植えていた下草も一旦避難させます。

捨ててしまうのはもったいないから、別の場所に植え替えるのもアリですね!

剪定後

剪定が完了しました。

今はスカスカのオリーブですが年数かけて密度のあるオリーブにしていきます。

根元の掘り上げ

根回し

幹を中心として円を描くように掘ります。

スコップを逆向きにして掘っていき、その際に細かい根も切っていきます。

この作業は『根回し』と言います。

掘り上げ中期

太い根があればスコップで切ることはできない場合もあるのでハサミや釜を使います。

根の状態を見ながら場合によって小さめ、広めに円を作っていきます。

掘り上げ後期

土を崩しすぎないように気をつけながらスコップで樹木の周りの土も掘っていきます。

掘り上げ完成

下部分もしっかり掘って地面と分離させます。

この時に樹木が倒れないように注意も必要です。

根鉢

掘り上げが完成して、根に土がついた状態で分離した状態を『根鉢』と言います。

この根鉢を作るのがとてもハードでありスキルが必要です。

根の処理

根の処理

切った根の残骸になります。

根巻き

根巻き

先ほど作った根鉢を崩さないために麻布と麻縄で固定していきます。

この作業を『根巻き』と言います。

麻布をぐるっと1周と5cm程度重なるように大きめに切って、麻縄でぐるぐる巻いていきます。

この根巻きがしっかりできていないと根鉢が崩れて枯れてしまう原因にもなります。

麻縄の巻き方は近くで見ていたけどとても難しそうでした。

樹木の移動

カゴに移動

根鉢が崩れないように一旦カゴに乗せます。

台車で移動

続いて台車に乗せて植え替え場所まで運搬します。

今回のオリーブで45kgくらい。

土壌作り

600×600×600の大型プランター

モルタルの大型のスクエア鉢に一目惚れしてネットで購入して準備しました。

鉢のサイズはどの程度までの大きさに樹木を育てるかにもよりますが、大きめの方が植え替えのメンテナンスが少なくなるためおすすめです。

バスクキューブという名前だよ!

軽石(鉢底石)の散布

まずは底に4箇所穴がありましたので、穴が隠れるように軽石を散布します。

花壇の土の散布

次に元々あった花壇の土を散布していきます。

土壌は樹木にもよりますが、全て新しい土に変えてしまうと環境が変わりすぎて枯れてしまう原因の1つにもなります。

有機石灰

有機石灰を準備します。

赤玉土

赤玉土を準備します。

花壇の土、有機石灰、赤玉土の混ぜ合わせ

有機石灰と、赤玉土をしっかり混ぜていきます。

地域の気候や時期、樹木の性質に合わせて配合していきます。

オリーブの好む土の性質はアルカリ性ですので、地植えで酸性となっていた状態からアルカリ性に近づけるために有機石灰を散布しました。

これは素人では正しくできるか不安ですね、、

砂の準備をします。

砂の散布

適度に砂も散布してあげます。

植え付け

位置決め

根鉢の高さと鉢からでる位置を合わせていき、根巻きの状態で植え付けを行なっていきます。

麻布、麻縄は解く必要はありません。

植え付け

位置決めができたら、花壇の土と赤玉を散布していきます。

植え付け完了

最後に少し有機石灰を散布して、すぐ水やりをします。

水は鉢底から水が出てくるまでたっぷりとあげます。

鉢底から水が出てくるまで3分くらい水やりしました。

水やりの頻度は、週に1回くらいでいいですが、土が乾いたらたっぷりあげるのがコツです。

毎日葉を触って観察していると少し弱ってきているのが分かりますので、それがタイミングです。

花壇の手直し

解体後

解体後の花壇は根を切り、平らにして高さも合わせます。

砂利の散布

同じ種類の川砂利を散布して、ロックは後で位置替えするため隅に重ねてもらいました。

下草の移植

下草の移植

元の花壇に植えてあった下草は別の場所に地植えしました。

特に肥料などなくても育ちますが、植え替え後すぐに水やりは必要です。

最後に(作業時間、金額)

植え替え後

いかがだったでしょうか。

今回は写真付きで地植えから鉢植えの植え替えについて説明させてもらいました。

とても植え替え作業は大変ということが伝わったでしょうか。

まとめ
  • 作業時間は2時間
  • 金額は全部込みで14000円(鉢は含まない)

植え替え作業自体はどのサイズでも基本的には可能ですが、作業にかかる時間や人数によって金額も変わってきますので植え替えを検討される際は植木屋さんに金額を聞いてみる方がいいと思います。

実際に植え替えをして筆者はとても満足いく形になったので、地植えの植え替えおすすめです!

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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この記事を書いた人

一般企業に勤める平凡な30代社会人で、何事にもハマりやすく調べ出したらとことん調べる性格です。痒いところに手が届くような『本当に良い』と思った有益な情報をどんどん発信していくので共感してもらえたら嬉しいです。

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